家を建てるとき、「安全に」「法的に正しく」「長く住める」住まいにするために、いくつかの“検査”があるのをご存じでしょうか?
今回は、3つの検査
「建築確認申請」「中間検査」「完了検査」について、どのような検査なのか、どうして必要なのか、流れをわかりやすくご紹介します。
1. 建築確認申請
これは、家を建てる前に“このプランで建てても大丈夫かどうか”役所などに確認してもらう手続きです。
たとえば、
• 法律に合った建て方になっているか?
• 構造や耐震性に問題はないか?
こういったことを専門の検査機関がチェックします。
この手続きが終わると「確認済証」という書類が発行され、はじめて工事がスタートできます。
2. 中間検査
家づくりの途中、骨組みができた段階で、家の構造(柱・梁・金物など)をチェックする検査です。
家の工事は、進んでしまうと中が見えなくなる部分がたくさんありますよね。たとえば、柱や筋交い(すじかい)、金物(かねもの/補強部品)などは、後から壁で隠れてしまいます。そのため、この検査では…
• 設計図通りに正しく施工されているか?
• 安全に関わる部分に問題はないか?
といった点を第三者機関の検査員に確認してもらいます。
3. 完了検査
すべての工事が終わったら、最後の仕上げのチェック、それが完了検査です。
完了検査では、建築確認申請の内容(=最初に提出した設計図)と、実際に建てられた建物がきちんと一致しているかどうかを検査員がチェックします。
• 図面通りに建てられているか?
• 違法な増築や変更がないか?
• 設備や防火措置などがきちんと施されているか?
そしてこれら3つの検査全てが完了し合格すると、「検査済証」という証明書が発行されます。
この書類は、将来的に家を売ったり増築したりするときにも大切なものになります。
家づくりには、こうしたいくつかの検査や確認がありますが、それはすべて「安全で安心な家をつくるため」の大切なステップです!
これらのプロセスを一つひとつ丁寧に進めることで、安心して永く暮らせる住まいができあがります。
Seeddesignでは初めての家づくりでも安心して進められるよう、しっかりとサポートいたしますので安心してお任せくださいね。
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